目に入るのに読みやすい透かしにする
良い透かしは、ひと目で気づかれ、そのあとは読む邪魔をしません。薄すぎれば誰も気づかず、濃すぎれば文書が読みにくくなり、印刷にも向かなくなります。いくつかの選び方で、この差が生まれます。
手順
- 文字の詰まったページ(細かい本文、表、グラフなど)を大きなプレビューで開きます。空白の多いページではなく、そこで透かしの濃さを判断します。
- 本文の上を横切る透かしなら、不透明度を**20〜30%**にします。
- ページ数の多い文書にはグレーか落ち着いた青を選び、赤は「下書き」のような短い状態表示のために取っておきます。
- 文章よりも短い言葉を選びます。
- 保存したら新しいPDFを開き、いつものビューアーで通常の倍率のまま1ページ見てみます。
いちばん効くのは不透明度
不透明度が20%から30%の間なら、グレーの文字は黒い本文の後ろに収まり、透かしにも気づけて、ページも読めます。50%を超えるあたりから透かしの下の文字が見えにくくなり、小さなフォントでは特にその傾向が強くなります。濃い色や色付きのページでは、黒よりもグレーで不透明度を上げたほうがうまくいくことが多いです。
サイズと位置
大きな斜めの透かしは見落とされにくい反面、すべての行を横切ります。じっくり読まれる文書なら標準サイズにするか、0°にして四隅へ移してみてください。小さいサイズで隅に置いたラベルは、はんこのように働きます。目には入りますが、本文にかかることはありません。
タイルを使う場面
タイルは文字をページ全体に繰り返します。ページの一部だけが切り出されて共有されるかもしれない文書に向いていて、表の部分だけをスクリーンショットで切り取っても言葉が残ります。サイズは小さく、不透明度は低めにしないと、ページがごちゃごちゃして見えます。
印刷と画面での見え方
透かしはページの一部として入るので、印刷してもプレビューとまったく同じに出ます。ただ、明るい画面ではちょうどよく見える薄い設定も、紙では飛んでしまうことがあります。印刷する予定があるなら、先に1ページだけ紙に出して確かめておきましょう。
透かしが向かない場面
透かしは目に見える表示です。内容を隠したり守ったりする機能はなく、PDF編集ソフトで消すこともできます。読まれたくない文字があるなら文書そのものから削除し、書き換えを防ぎたいなら元のファイルを保管して、共有にはコピーを使ってください。
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